より早く より高く より遠く そしてより汚く・・・。 ソルトレイク冬季五輪 総括
※過去の同人原稿を編集して掲載しております。

ハリー・ポッター激似のスイスのシモン・アマン選手
米中枢同時テロ後の厳戒態勢の中、始まった国威発揚大会でしたが、開会式からして世界貿易センタービルの廃墟から見つかった星条旗が登場したりして、思い切りアメリカ様のプロパガンダになり果てておりました。
開催国が自国の宣伝をするのは当然ではありますが、ぶっちぎり感が満載w。
以前から審判の未熟さ・不公平さは指摘されておりましたが、この大会は特にフィギュアペアの採点取引疑惑、韓国、日本のショートトラック競技の異常な失格問題、スピードスケート500mで優勝した米国選手のフライング疑惑(本国で報道されていない)、女子エアリアルのエコ贔屓採点へのロシアの抗議文提出、特定の国ばかり狙い打ちしたドーピング検査等々、どす黒い現実が渦巻いた二週間強でした。
最も怒ったロシアや韓国は閉会式欠席も辞さないと通告、一時は80年代東西冷戦期のボイコット大会の再燃かと思わせる状況になったりもしました。
でも『興行』である以上、世界祭典といえども大スポンサーの意向に左右されてしまうもの。
2000年シドニーから08年まで、夏冬5大会をまとめて独占放映契約米NBCが払う総額35億7000万ドル(当時の4748億円)に加えて、米世界企業の協賛金が国際オリンピック委員会(IOC)へ。アメリカ様主導のビジネスショーにもなろうというものです。
それでも。
それでも、選手達の汗や涙は本物に違いないと信じますよ。
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