舛添元東京都知事、メディア露出希望だとェェ・・・(苦笑)
昨夜は有吉弘行氏が司会をしていた番組で色々な芸能人が取り上げられていました。
その中で、舛添要一元東京都知事も取材されておりました。

画像はhttp://majical.net/news/5740/より
このお方、皆さんもご存知の様に、クレヨンしんちゃんを買ったり、趣味の書道用にシルクのチャイナ服を購入したり、公用車でしばしば温泉に療養に向かっていたり、20名同行で5000万!もの贅沢視察を行ったり。
公費を散々、私的に乱用したとかで、マスコミに暴露されたことがきっかけで都民・国民の猛反発を招き、しかも居直り記者会見でさらに馬脚を現してとうとう辞任に追い込まれた方です。
取材申し込みを舛添氏は快諾。
でも向かってみるとなぜか病院。持病の股関節通の手術をしたそうで。
そのことは気の毒ながらも、杖を突いて歩く哀れな老人の姿は「自分は周囲に責められてこんなに体調を崩した」と言わんばかりで同情を誘おうとする卑屈さもどこか感じられ、一抹の嫌悪感はありました。
当然ながら辞任後の一年間、仕事は激減して、都内の邸宅の地下室で人目を忍んで暮らし、節約のためにカップヌードルをすするような生活をしていたとか。
そして、子供にまだお金がかかるので、マスコミへの露出を増やしたいとの理由でスタジオ出演していました。
しかし、一連の不祥事の説明を求められても「悪いことをしたとは思っていない」との事で謝罪はせぬまま。
根本的に倫理観や公金に対する感覚が一般人とはズレている事を重ねて証明しただけになっていました。
自分がTVに出たいから出る。のではなく、「当時の自分の考えはおかしかった」と反省して社会に許してもらい、禊を済ませて、それで初めて再度メディアに乗れるんじゃないのか?
大学教授の誘いがあれば・・・なんて言っていたけれど、冗談じゃない。学生に「公務員や政治家は国のために働いているんだから生活費も国が出すのが当然」なんて異常な感覚、吹き込まれたらたまったものじゃないですよ。
舛添氏は政治家になる前から政治評論家として色々な討論番組に出ていて、「最近の政治家は器が小さくなった」「だから女は駄目なんだ」などと暴言を吐いたりして、当初から人間性に疑問を抱いておりました。この人は金満政治を是とするような、田中角栄と同じ匂いがするなあと。「国民の預かり知らぬ陰で大金を動かすのが大物政治家」なんて考えているのが透けて見えていたので、議員、さらに都知事に立候補する度に「あ~あ、この知名度で当選してしまうのだろうな」と苦々しく思ってました。自分は都民じゃないけれど、舌鋒鋭い分、仕事が出来る、社会を刷新してくれる!という印象を与えて、都民の票は舛添さんに殺到するだろうなと。 (俺は騙されんぞ。)
だから週刊誌に本性を暴かれて、ようやく胸のつかえがとれた様な気になっていたのです。
しかし、番組は途中から趣味の書道の腕前を見るとかで、スタジオで舛添さんに筆を持たせていました。
あれ、展開が横ずれしたよ? 舛添さんのズレた倫理観にメスを入れるのはこれで終わり? 思い切り消化不良じゃないかとモヤモヤがもっと濃くなった状態で観ていたら・・・。
書いた文字は「お金」。
番組スタッフがそう書けと要望したのでしょう。
しかも上手くもなんともない字で。
は、腹が・・・。wwwww
なんだ、このおちょくり具合はー! wwwww
そこでやっと解った。
所詮バラエティー番組。番組側は舛添さんを応援する気など毛頭なく、その場限りでもなんでもいいから問題児を引っ張り出して視聴者の好奇心を刺激して、視聴率が上がればそれでオッケーって事なんだ。
同じ様に多少汚くても仕事ができればそれでいいと考える「自称合理的」な堀江貴文氏もひな壇に座らせて議論をひっかきまわさせ、瞬間視聴率アップを狙う意図も見えるし(苦笑)。
舛添さん、もう完全にキワモノ扱いされてるって気付いてますか? wwwww
まあ、ただ、本当にこの一度をきっかけにタレントとして再浮上するかもしれないし、未来がどうなるかは舛添さんの持つ悪運次第ですかね。
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シシナ~べ

ファイル漁ったら古い年賀状イラストが出てきましたよw
今は9月上旬の会誌の締め切り合わせの原稿描きにバタついてます。
外気が35度でも南向き2階なので温室状態、37~38度になってしまいます。
そりでも弱むちのわりに負けずに頑張って原稿描いてまっす。
扇風機は気温が体温以上になると熱風機になってしまい、間に合いません。
お盆中にどこまで進めるか、眼ェ~吊り上がってますwww
♪ 修羅場でダバダ~、ジタバタダ~~ ♪
お盆ですし、仏様(13年前に亡くなった父)もお迎えしないといけません。
ま、世話するのは今の所、ほとんど母ですが。
提灯組み立てと馬作りは私の担当です。
親父様にはテケト~にもてなしてとっとと地獄へお帰り頂こうと思うとります。
なんて事云うんだ!!w
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アンパンマンに死の概念を持ち込んだやなせたかし先生

©やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV より
あの有名な子供向け番組の『それいけ! アンパンマン』の生みの親として知られるやなせたかし先生。
優しい人柄で、絵本作家、漫画家、作詞家、演出家などで活躍され、2013年に94歳の長寿を全うされて亡くなられました。
アンパンマンを初めて観た時、「ぶんちゃっぶんちゃっ」という、親しみやすいオープニング『アンパンマンのマーチ』のリズムに、子供達がタンバリンやカスタネットで合唱・合奏しやすそうな良いメロディーだなと聞いていたのですが・・・。
「解からないまま終わる」「時は速く過ぎる 光る星は消える」のくだりでどびつくり。
「終わる」「消える」―――子供向きのアニメに時の流れや死の概念が入るなんて!
死とは、少し決めつけすぎだろう。と思われる方もおられるかもしれません。
しかし、日中戦争で徴兵されて中国へ出征した先生の従軍経験と照らし合わせると、現代とは違い飢餓や少しの体調不良、怪我がそのまま死に直結していた環境でした。ご本人もひもじさが本当に辛かったと語っておられます。
この歌詞はそんな先生の死や飢餓への恐怖、嫌悪感がぬぐいきれずに滲み出たのでは・・・。
私はそのように想像しました。
歌詞全体は、痛みを抱えながらも強く逞しく生きるアンパンマンと視聴者への明るい応援歌となっていますが、何か軍歌に底通する匂いがあるなとも感じていました。同じ戦争で弟さんを特攻隊員として亡くされ、その弟さんに捧げた歌だという説があると知り、納得しました。
そしてアニメ本編を見てさらにびつくり。
今度はまた違った意味で。
アンパンマンはおなかがすいてる子に自分の顔をちぎって差し出す。
顔が水に濡れて元気が出なくなったピンチの時にはバタ子さんが予備の顏を投げ、首から上がすげ変わる。
そして元気を取り戻すwww
最先端の医療技術でようやく心臓その他の内蔵、腕などの移植手術の成功率が高まってきたばかりだというのに・・・。
ファンタジーはいとも簡単に現代科学を超える。
自分の感性がいつしか大人になってしまったのかという淋しさはありましたけれど、それだけに子供心を失わないやなせたかし先生には大いに感銘を受けました。
考えてみれば、巷では色々なヒーローものの漫画やアニメが出回っていますが、大抵強くてカッコ良さそうなモチーフと合体されてシャープな造形のキャラデザインが施されています。
だのに先生はよりによってあんぱんw。
攻撃性のない、丸~い平和な食べ物。
なんでやねん。
異色のヒーロー像です。
しかし後に、その裏には前述のようにひもじい経験をなさった所から、「本当のヒーローなら自らを傷付けてでも、空腹に困っている人に食べ物を差し出す」というご自分のヒーロー観をアンパンマンにこめたという逸話があったと知って切なくなりました。
「手のひらに太陽を」の作詞もしておられますが、その歌詞にも悲しみに触れるような一節がありました。
やなせ先生は、たとえ子供向けの作品であっても自らの過酷な体験を隠しはせずに、他人の痛みにも自分の痛みにも正面から向き合い、生きる苦しさや意味を品の良さと優しいユーモアでくるんで子供たちに提示し続けた、信念のお方でした。
様々なジャンルを横断して活躍されて天に召され、弟さんと再会できたでしょうか。
ご冥福をお祈り致します。
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