名古屋駅再開発について
400メートルにわたる広大な敷地で過去最高規模の再開発
が行われる計画です(名古屋駅再開発)。
名鉄と近鉄の改札が共通になるのは、利用者には便利だけ
れど、体力の衰えたお年寄りや私のような方向音痴には
巨大なビルとなると気が重い。高齢者は都市圏では消費者
として必要とされておらず、リタイア後は結局締め出され
てしまうのか。
何より高層ビルの谷間を歩くとなると、ビル風がすごい。
油断して傘をゆったり持ってたりすると、突風が吹いた時
にもぎ取られそうになります。
すでに4人に1人が65歳以上の国になっている日本。
これからますます高齢者は増えるばかりです。
現在の集客経済効果は大切だけれど、複雑な構造の超巨大
ビルの新たな建造には多少疑問があります。どうしても大
きく派手な箱ものに目を向けがちだけれど、こじんまりと
した建物では駄目なのか?
何も青年期・壮年期の会社員が消費者のすべてじゃない。
高齢者には高齢者のお金の使い方はあるけれど、高齢者や
子供たちの過ごしにくい街づくりはちょっとなあ・・・。