ソルトレイク冬季五輪 女子単銅メダル ミシェル・クワン

名前から解かる通り、この方は中国系アメリカ人です。
ショートプログラムで首位でしたがフリーではジャンプのミスがあり、金メダルのサラ・ヒューズ、銀メダルのイリーナ・スルツカヤに次ぐ3位となりました。
華があり、表現力の評価の高い選手でした。アメリカ本国では国民的スターであり、彼女を憧れとしていた選手は多かったようです。
クワン選手も素敵でしたが私の一番推しは『氷上のバレリーナ』ことサーシャ・コーエンでした。
彼女はお父さんはユダヤ系アメリカ人、お母さんがウクライナからの移民だそうで、旧共産圏の審判勢が彼女に高い得点を付けてました。惜しくも4位に終わりましたが、クラシックバレエを習っていて指先まで隙が無く、本当に美しかったです。
余談ですが、米国ドラマ『CSI: NY』シーズン3に、"全米トップのフィギュアスケート選手役で出演していましたw。
1990年代後半から様々な実績を積んでいたクワン選手は既にブランドが出来上がっており、ミスさえなければクワンに勝たせようと自国のサラ・ヒューズやコーエンさえも点数を抑え気味にしていたのが少し透けて見えました。
大きな不満ではなかったですが、得てしてネームバリューで人の眼は曇りがちかと。
おまけ

さらに古いリレハンメル冬季五輪 女子単優勝 ウクライナのオクサナ・バイウル選手。
この大会ではアメリカ女子スケート界ではトーニャ・ハーディング選手一派(?)によるナンシー・ケリガン選手殴打事件がありました。
この人の人生は美貌と裏腹に辛苦の連続でした。幼児の頃に両親が離婚、父の顏も知らず、10歳の時に祖父母が、13歳で母が死去。天涯孤独の身となりコーチに引き取られ。
フリー前の公式練習でドイツの選手と衝突し、足を縫うアクシデントがありましたが、痛み止めを打ち強行出場、ケリガン選手を逆転して優勝しました。
仙台で被災したり同じように衝突事故に遭ったり怪我に泣かされて、多くの苦難を被ってきた羽生結弦選手に重なる部分があります。
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