ソルトレイクシティ 冬季オリンピック フィギュアぺア
2002年ソルトレイクシティ 冬季オリンピックペア
金メダリスト
エレーナ・ベレズナヤ選手とアントン・シハルリドゼ選手

こんばんは~。
本当は平昌オリンピックとか時宜を得た記事にしたいけれど、今は漫画に手一杯で、絵の準備というよりTVでの観戦もあまりできませんでした。
流行に乗れないとなれば地を這うしかないw
とゆ~訳で、過去の同人原稿を編集してここに掲載します。
2002年の米国ソルトレイクシティ 冬季オリンピックのフィギュアペアの不正採点疑惑について述べてます。
※あくまでも2002年当時の原稿で、今は何かと様変わりしている点もあるかと思います。
数ページ分ありますのでじりじりと掲載しますw。
この大会ではスキャンダルが一気に噴出しました。
フィギュアペアの競技後にフランスの審判が『ペアの優勝はロシアに、アイスダンスはフランスに』する様に圧力をかけられたと告発。
これを受けて国際オリンピック委員会は、ほんの数日の協議で当初2位のカナダペアにも金メダルを授与する事に。判定競技で1位が2組という前代未聞の結果になりました。
当時は採点方法や審判員数が違っており、ロシア組に1位を付けたのは9人の審判中、ロシア・中国・ウクライナ・ポーランド・フランス。カナダ組1位は米・カナダ・ドイツ・日本。
本当だ~、これまでTVに一瞬映る点数を漫然と見ていただけだったので気付かなかったけど、並べてみると見事に旧ソ連圏対西側諸国に分かれてる。
そこに取って付けたようにフランスが東側に回ってる。
やはりオリンピックは国威発揚大会。
知らずに国際政治力学のお勉強をしていたとわ。
『ボリショイ・バレエの流れを汲んだ表現力重視のロシア流に対し、米・カナダなどは直線的で技術そのものを見せる演技を主流とする(当時の識者談)』そうですが、私もフィギュアスケートは芸術だと考えますので断然ロシアペアを応援しておりました。
怪説の佐藤有香さんの『軽いミスはあったものの(それを差し引いても)基本的なスケーティングの巧さ、それからオリンピックに照準を合わせて勝てる様なプログラム構成を組んできたロシアの方が上を行く』との言葉に大いに賛同します。
こういう不祥事で一番犠牲になるのは、国家の思惑に振り廻される選手達。
シハルリゼ氏は悪者扱いされ、睡眠不足で4kgも体重が減ってしまったとか。気の毒でなりません・・・。
アメリカ様の絶対正義ヅラが炸裂し、地元観客のブーイングとアメリカメディアのごり押しで準地元のカナダ組に追加優勝を与える。そこはかとなく、後味が悪いです。
▼滑ってナイ時のお二人。まさに美男美女。
シハルリゼ選手は以前は違う女性と組んでいたそうですが、彼の母親がコーチに「うちの息子は美男子なのに何故醜い子とペアにするのか」と喰ってかかったとか。
超一流になるには本人の素質、努力と一流スタッフ、鬼の身内が必要なのでしょうか。

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